毎週木曜日は娘が読んでいる読売KODOMO新聞が届く日。小学校3年生から購読をはじめてもう3年になります。
我が家が読売KODOMO新聞を読むようになったきっかけは娘の中学受験対策。文章を読むことがものすごく苦手なため、各社を比較して娘が一番読みやすいと言った読売KODOMO新聞を選びました。

この記事では、
- 読売KODOMO新聞どんな新聞か
- 文書を読むのが苦手な子に読んでもらう工夫
- 中学受験にも役立つのか
について実際に定期購読して感じたことを口コミしていきますね。
読売KODOMO新聞の購読を考え中の方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
読売KODOMO新聞ってどんな新聞?
読売KODOMO新聞は2011年3月に創刊された子供向けの新聞で、毎週木曜発行、月額550円(税込み)で購読できる新聞になっています。週一回の手軽さと低価格設定から、こども向けの新聞としては発行部数No.1の人気です。
・朝日新聞社 朝日小学生新聞 月1769円(税込み)/ 日刊 / 8P
・毎日新聞社 毎日小学生新聞 月1580円(税込み)/ 日刊 / 8P (土曜は12P)
・読売新聞社 読売KODOMO新聞 月550円(税込み)/ 週刊 / 20P
ニュースの他にも中学受験に役立つ学習コーナーも充実していて、読売KODOMO新聞読者調査によると読者の約4割が中学受験を検討している家庭とのことです。
読売KODOMO新聞の特徴
読売KODOMO新聞 ニュース面
読売KODOMO新聞は1週間分の政治、経済、事件などのニュースの中から選んだ記事を子供向けに解説していて、問題の焦点が明白になって分かりやすいです。

とにかくニュースという垣根を低くして興味を持ちやすいよう工夫されています。
読売KODOMO新聞 特集面
小学館とのコラボページ。
「なるほど!調査隊」をはじめ、スポーツ、ファッションなど子供が興味を持つような記事特集で、ニュース面よりさらに写真・イラスト多めになっています。週によって男の子が喜びそうな記事と女の子が喜びそうな記事が特集され、科学系の記事が多いように思います。
簡単にできる実験の記事もあるので、子供と一緒に楽しみながら学習できるところが嬉しいです。
読売KODOMO新聞 学習面
3ページの構成です。
進学塾の四谷大塚とのコラボページで、チャレンジ道場では問題が出題されます。解説も子供だけで読んでも理解できる内容となっています。ページ数は多くありませんが、算数、社会など週でとりあげる教科が異なり各教科わかりやすいです。
リアルEnglishのコーナーではネイティブの先生の発音がWEBで聞けるようになっていますよ。
我が家が読売KODOMO新聞を選んだ理由を口コミ

読売KODOMO新聞は気軽に読める週1回
子ども新聞には日刊と週刊があります。
活字慣れしていない小学3年の娘が新聞を読むのに、毎日8ページは負担になると判断しました。1週間で20ページですので、習い事で忙しかったり文章を読むことに慣れていないお子さんには週刊がおススメです。
読むことが大好きというお子さんにはものたりないと感じるくらいの量です。
娘の様子ですと週1回は次回を楽しみに待てる、くらいの間隔があくので読まずにたまることがありません。
読売KODOMO新聞の価格
読売KODOMO新聞は550円とコスパ良しの子供新聞。定期購読をはじめても読んでくれるか不安だったのでこの価格は助かります。
週刊なので日刊より安くて当然ですが20ページで月4回、フルカラーでこの価格なら大満足です。
子供の好きなキャラクター
娘は名探偵コナンが大好きで、コナン君の連載マンガが新聞を開くきっかけになっているようです。購読を始めたころ、娘はマンガも読まないほどの活字嫌いだったのでまず興味を持つことが大切だったんですよね。時事ワードを読んでいるのを見たときには感動しました。
名探偵コナンのほかにもポッケトモンスターなどの人気キャラクターも登場します。
新聞内にイラストや写真が多い
図説、写真が多く使われて活字が苦手な娘にはとてもわかりやすい内容になっています。
写真や見出しがインパクト大なのでついつい「何これ??」となっています。
我が家の読書が苦手な子に新聞を読んでもらう工夫を口コミ

小学校3年生から購読を始めましたが、最初のころは読むというよりイラストや写真を眺めているだけでした。お子さんが低学年の場合はちょっと一緒に読んであげたり、興味を持つようになるまでのサポートが必要だと思います。
我が家で新聞に興味を持ってもらうためにやったことを紹介しますね。
こども新聞をひたすら目につくところに貼る
トイレや子供部屋に貼っています。読売KODOMO新聞はインパクト大なので、貼ってあるだけでも読んでいたりします。トイレはとても効果的で意外としっかり読んでいます。
KODOMO新聞を親子で一緒に楽しむ
いくらおもしろい新聞でも子どもが低学年の場合、渡しただけでは高確率で見るだけで終わってしうのではないでしょうか。最初はある程度親の介入が必要です。一緒に読んだり実験系の記事では実際にやってみることで、だんだん読むことが習慣になってきます。
サメ特集が載っていたときは、サメに興味深々だったので水族館へ行ってみました。サメ肌タッチコーナーでネコザメに触ってきました。いろんなことを体験するきっかけになっていると思います。
読売KODOMO新聞って中学受験にも役立つの?
新聞を読むか読まないかで言えば、断然役立ちます。
ただ、志望校のレベルによっては物足らなさを感じるかも。
読売、朝日、毎日新聞の子ども新聞を比べると読売KODOMO中学新聞は一番エンタメ色が強いです。読売KODOMO新聞は学習ページもありますが、志望校レベルによってはもっとむずかしい新聞が必要なお子さんもいると思います。
我が家の場合はそこまで難関校を目指しているわけでなないことと、まずは一般的な知識の底上げを目的としていたので読売KODOMO新聞で十分でした。じっくり読むとそれなりの量にもなりますしね。娘は受験を4科目受験から2科目に切り替えをしたので時事問題としては必要ありませんでしたが、国語力の部分ではとても役立ってくれたと思います。
現在小学校4年生の次女も中学受験を考えているので、読売KODOMO新聞は続けていくつもりです。
読売KODOMO新聞 まとめ
全体的にやさしい作りなので、小学校中学年向きの印象です。
中学受験を考えての購読だと少しものたりないかもしれません。ただ読み込むと結構な学習になるので、子ども自身がどれだけ興味を持って読んでいるかが重要になるかと思います。
これからの教育現場では今まで以上に知識だけでなく個人の思考力、判断力、表現力が評価されるようになります。与えられる情報だけでなく自分から興味を持つ、調べるという行動が今後の教育にとても重要になってくると思います。
受験にはものたらない、と書きましたが、問題として出題される時事ニュースには少しものたりないという意味で、色々なことに興味を持つということに関して読売KODOMOは最適かなーと思います。
ほんと、子どもが読まなければどんな新聞でも意味がありません。ぜひお子さんに合った新聞を選んであげましょう。
どこの子ども新聞にしよう、と悩んでいる方の参考になればうれしいです。