この記事のまとめ
こちら記事では無学年式教材「すらら」で中学受験対策ができるか、について書いています。娘は実際にすららを使ったことがあって中学受験も経験しました。今後、中学受験を視野にいれていて、家庭学習にすららを検討しているという方に役立つ内容です!
子どもの学力に合わせて学習を進められる「無学年式」で人気のすらら。
理解度によって学年を超えた学習ができるので、勉強が苦手なお子さんにおすすめの教材です。


娘は進学塾の中学受験クラスに通っていたんですが、まぁ...大変でした...泣。今は志望校に合格できて楽しい中学校生活を送っているので結果オーライですけど、集中力は続かないし、気分がのらないと塾に行かないこともしばしば。
絶対に落とせない基礎問題すら間違える状態でした。みんなが解ける基礎問題はそこで間違えず着実に点がとれるかどうかが合否に大きく関わってくるんですよね。
そんな状態でも受験は辞めないという娘が塾と併用して取り入れていたのが「すらら」です。
すららが中学受験対策にどうだったのか先に結論を言ってしまうと、
- すららだけでの中学受験は厳しい
- 基礎学力の定着にはとっても優秀
- 無学年式だから 振り返り学習には最適
です。
すららには中学受験対策の問題がないのですらら単体での中学受験は難しいと思います。
ただ、着実に基礎問題で点を取ること、基礎を固めて応用につなげることを考えるとすららは補強教材として「あり」なんですよね。
塾の授業についていけなくなってきた、偏差値が全然上がらない、応用問題が解けない、と言った場合には基礎学力にヌケやモレがある可能性があります。点数があがらないとついつい焦ってしまいますが、基本に戻って基礎をしっかり固めることが理解度の向上、偏差値をあげることに繋がってきます。

今日はすららと中学受験の相性について詳しく説明していきますね。
Contents
すららで中学受験の対策はできる?
すららで中学受験の対策はできるか、と聞かれると、「中学受験の対策はできる。だけどすららだけでの中学受験は難しい。」が答えになります。
この理由をこれから詳しく書いていきますね。
すららが中学受験に向かない部分
すららが中学受験に向かないと思う部分は、
- 中学受験対策問題がない
- 問題の内容が基礎中心で中学受験レベルではない
- 記述問題が少ない
というところ。
中学受験には中学受験特有の特殊算(鶴亀算や植木算)などの問題がありますよね。すららは学習範囲が小学生から高校生までと広範囲を勉強できますが、こういった中学受験特有の対策問題はありません。
社会も中学受験では国際情勢や時事問題がでますし、教科書の範囲だけを勉強していても受験対策としては難しい...。
実際にすららの公式HPでも、
中学校、高校の受験対策コースといった受検対策コースのご用意はありません。
問題のレベルは中学版が公立高校の入試問題レベル、高校版がセンター試験レベル程度とお考え下さい。また、小学生版も中学受験対策がないため、基礎固めにお使いいただく形でご検討ください。
となっているんですよね。


難易度も基礎的な問題が多く中学受験レベルの応用問題があまりないところも、すららだけで中学受験が難しい感じる部分。
また、すららはPCやタブレットを使った学習が中心のため、記述問題が少なく答えを選択する問題が多いんですよね。これはタブレット学習の利点でもありますが、中学受験は選択問題だけではありません。問題を解く過程も配点になる学校もあるため記述に慣れておくことが必要です。
じゃあ、すららは中学受験には使えないのか、というとそんなことはありません!
すららが中学受験に向いている部分
すららが中学受験に向いていると思う部分は、受験勉強を進めていくのに欠かせない基礎学力を固め、学習のヌケやモレを見直して中学受験問題に必要な応用力を補強していくことができる、というところ。
- 無学年式だから苦手な部分は学年を戻って見直すことが可能
- 問題が単元別になっているので、体系的に学んでいける(最短で見直し)
- 隙間時間を有効に使える手軽さ
すららは学年を超えた無学年式なので苦手な部分を学習しなおす、振り返り学習をするには最適の教材なんですよね。
例えば、お子さんが算数の図形でつまずいている場合には3年生から6年生までの図形問題を勉強しなおす、ということが可能。また、すららは単元別の体系学習のため苦手な分野を最短で学んでいくことができるんです。
これに対して、一般的な学校の授業に沿った内容の教材だと、


中高一貫校でも効率的に学べるよう、一般的な教科書と違って学習する順番が変えてある体系数学を採用する学校が多いんです。すららの学習形態はすごく理にかなった方法なんですよね。
また、すららはオンライン教材でPCやタブレットを立ち上げればすぐに学習が可能。タブレットであればどこでも学習ができますし、1つの学習は15分程度で終わるため隙間時間を有効に活用することができます。
我が家では朝学校行く前の15分くらいにも使っていましたよ。
すららだけでは中学受験レベルには届きませんが基礎がしっかりできなければ、中学受験レベルの勉強に進むことはできません。
すららの基本情報と特徴3つ
すららは先ほどから繰り返し言っているように、無学年式の教材。対応学年は小1~高3と広いんですよね。
対応学年 | 小1~高3 | |
対応教科 | 国・算・理・社・英 ※理・社は小3~中3範囲 無学年式のため学年をまたいだ受講が可能 |
|
先取学習 | ◎ | |
自動採点 | ◎ | |
解きなおし機能 | ◎ | |
受講費用 | 8,228円~ | |
使用末端 | 手持ちのPC・タブレット |
すららの特徴は、
- 学年にとらわれない無学年式
- つまづきポイントがわかるAI搭載ドリル
- アニメーションやイラストを多く使った対話型レクチャー
です。
上でもご紹介したようにすららの最大の特徴は無学年式で体系型の学習ができるところ。AI搭載ドリルがつまづきポイントを判定して学年をまたいだ学習をすることができます。
例えば一次方程式につまづきがある場合。方程式を解くのに必要なスキルが足りていないことが予想されます。すららのAI搭載機能でどのスキルが苦手なのかを判断する問題を出して、苦手とする箇所を絞り込んでくれるんです。
また、すららの特徴はアニメーションや音声が多く取り入れられているところ。
勉強が苦手なお子さんではワーキングメモリ(何らかの作業を行う際に、必要な情報を一時的に記憶・処理する機能のこと)が低いことがあります。このワーキングメモリは、「視覚から得る記憶(非言語性短期記憶)」と「聴覚から得る記憶(言語性短期記憶)」が独立した働きをしているため、どちらか1つでななく視覚と聴覚の2つを使うことでワーキングメモリの弱さを支えてあげることができるんです。
すららは子どもも理解しやすい「文字」「音声」「イラスト」を結び付けて学んでいくかたち。
娘はこれまでにチャレンジタッチ、スマイルゼミも使っていますが、圧倒的にすららが音声情報やアニメーションが多いですよね。
アニメーションと音声で記憶に残りやすいな、と感じています。
すららは現役の塾講師がサポートについてくれるのも他の教材にはない特徴。
すららの詳しい基本情報と口コミはこちらを参考にしてくださいね。
-
-
【あきらめないでほしい!】すららが発達障害の子におすすめな理由5つと実際に使った口コミを紹介
続きを見る
すららは不登校のお子さんにもおすすめの教材。出席扱いにすることができます!
-
-
【すらら】子どもの不登校で悩む方に知ってほしい...すららで不登校を出席扱いにする手順と方法
続きを見る
結論|すららは塾と併用がおすすめ。もう一歩先に進むための教材!
今日はすららが中学受験の基礎固めに有効だとご紹介していました。
中学受験はいかに志望校の傾向をつかんで対策をしていくかが重要です。

進学塾は豊富な情報による対策、モチベーションの維持、保護者フォローをしてくれるため受験には必要な存在。一方で進学塾の受験クラスの問題は難易度が高く、基礎レベルの問題を繰り返しやることはあまりありません。基礎固めをいかに家庭学習でやっておくかが、最終的な合否にも関わってきます。
そのため、すららのような基礎固めと苦手な分野を徹底的に勉強しなおせる教材を進学塾と併用して取り入れていくのが学習に不安のあるお子さんにはおすすめな方法なんです。
娘はどちらかと言うと勉強が苦手で、学校の授業すら苦労してきたタイプ。内容の理解ものんびりで、知識もなかなか定着しません。そのため、家庭学習では本当に基礎に重点をおいて勉強をしてきました。
受験生活を振り返ってみても、進学塾も基礎固めのすららもどちらも必要だったな、と思っています。すららだけで中学受験は難しいと感じますが、今の現状から一歩先へ進める教材です。

すららは無料体験で教材を試すことができるので、使ってみてお子さんとの相性を確かめてみましょう!
\資料請求・体験は無料でできます♪/

資料請求も入会もすらら公式サイトから簡単にできます。お子さんの学習に不安のあるご家庭はまずは資料請求してみましょう。